仕事道具 ジオマプロED82-S購入

最近副業で野外での生物調査の仕事をしている。結婚する前、数年間やっていたが最近復帰したのだ。
以前使っていたフィールドスコープ(主に野鳥をみるための望遠鏡)は引退宣言を体現するために売ってしまっていたので、ここ数ヶ月は知人からの借り物で仕事をしていた。しかしいつまでも借りている訳にはいかないので、購入することにした。

そこで

ジオマプロED82-S

ビクセン ジオマプロED82-Sを購入。KYOEI BIRDで大特価 ¥39,800!
EDレンズ(超低分散ガラス)で82mm口径は、たとえビクセンでも安い。なにしろ廃盤品であるだけで60%引き。
『たとえビクセンでも』というのは、スコープではコーワ、ツァイス、スワロフスキー、ニコンあたりが一流とされ、ビクセンやケンコーは二流扱いを受けている。しかしビクセンは天体、ケンコーは写真のフィルターで一流なんだから、フィールドスコープで及第点のものは作っていると思った。実際これらの製品をまともに使っている人も少ないので、評価も風評めいたものがある。あと一流は出さない価格帯の非常に安価な製品を出してしまっているため、それらで判断されている面もある。しかしEDレンズで82口径のいわばフラグシップモデルなら、一流との性能さを常人が肉眼で確認できるほどちがわないのではと思う。
少なくとも¥39,800という価格を考えれば十分な性能のはずなので、ほぼ即決で購入。
ちなみに接眼レンズはGL25。本当は新しいGLH30がいいんだけど、一眼レフカメラアダプターが対応してないのでこちらに決めた。

3日ほど使ってみてかなり良い買い物をしたと満足。3日くらいは使わないとなかなか判断できないのは、自分は割と違いに鈍感だから。
推定2kmほど先の飛翔しているタカを空バックで見てやっとこれは良いと決めることができた。明らかに鮮明で輪郭がはっきり見え、ノーマルレンズ60口径ではブラックアウトしてしまうタカの下面の色も確認できた。スペック的に見ても光学性能は及第点だと思う。ギア比の違うピント調整リングもなかなか良い。
しかし二流と思ってしまう点もいくつかある。
まず三脚台座。ネジ穴が前後に2つあり、重心を変えて雲台に固定できるのは良いと思うのだが、どちらの穴も台座プレートの端に近いため、雲台との接地面積が足らずいまいち固定しきれない。特に82口径は重いので揺れやすい。これはサポートのプレートなどを増設して改善する必要がある。
もう一つは接眼レンズマウント付近のボディー剛性がすごく不足している。接眼レンズを手で上下にこじると、弱い力でも目視でわかるほど曲がる。ひょっとして三脚ごと倒した時のためのクラッシャブル構造?と思ってしまった。普通の観察中は問題ないと思うが、長期使った場合のゆがみや耐久性が気になる。これはちょっと改善しづらい。むやみに補強をいれていまうと、一点に負荷が集中しパキッといってしまう可能性が高い。それくらいペナペナな感じがする。

ひょっとしたらこれらの弱点は現行モデルでは改善されているかもしれない。それならば堂々と定価で買っても損をしないものだと薦められる。

しかしなにより問題なのはスコープが重くなり今の三脚が耐えられなくなってしまったこと。これは重三脚を買うしかない。出費がかさみます。
さらにコンタクトもどっかにいっちゃったんで、それも。

一眼レフアダプターでデジスコ撮影の報告はまた今度。

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